2023年5月19日、「女性のキャリア形成支援リカレントプログラム2023」ベーシックコースが開講しました。今年度もプログラム受講生は定員の20名でスタートしました。

第1回は、オンライン開催で実施し、前半を一般公開セミナー「ダイバーシティセミナー」として、川口章氏（同支社大学政策学部教授）を講師に招き、「なぜ女性活躍推進が進まないのか？」をテーマに議論しました。学内FD/SD研修にも位置付け、プログラム受講生、一般公開セミナー参加者、学内教職員など計49名が参加しました。川口先生からは「女性活躍のためには正社員の共働きを可能にする必要があり、そのために男性の働き方を変える必要がある」とのお話がありました。グループワークをふんだんに行うワークショップだったこともあり、参加者アンケートでは、「参加した企業によって悩みが違ったり、共感する悩みだったり、大変参考になった」「女性のワークライフバランス、男性のワークライフバランスについて何が違うのかグループワークで様々な世代の方とお話できたのが良かった」などのコメントが多く寄せられました。

後半は、ベーシックコース参加者のみで実施し、海妻径子岩手大学副学長・ダイバーシティ推進室長の講義「ジェンダー論から見た女性活躍推進について」の後、ネットワークカフェ（グループトーク）を行い、プログラム受講の同期生として交流を深めました。